サステナリノベのススメ。

皆さんこんばんは
今年最初の投稿となります社長の藤野です。
週末にかけて寒波の影響で全国的に寒くなるようですので、
体調には十分留意されて、くれぐれもご自愛ください。

現在、弊社のパンフレットを刷新しているところですが、
昨年から継続してきたブランディング会議で自社のコンセプトを
『建物と人と環境にやさしい工務店』に定めました。


そして自社商品であるサステナリノベを、
断熱性・耐震性・安全持続性を高める【性能向上リノベ】と、
事業の立上げをコンセプト作りからサポートする【業績向上リノベ】に
再定義して、これらを通して持続可能な社会を次世代に繋げていく事を
我社のパーパス(存在意義)としました。

年末から様々な勉強会に参加する中で、広島で作業療法士の経験を活かして
安全な家づくりアドバイザーをされてる(株)HERROTの満元貴治さんとのご縁から『安全持続性能』という新しい評価基準を学び、


またYKKAP主催の性能向上リノベの会に入らせて頂き、
改めて断熱性能と耐震性能の重要性を痛感しているところです。

それらを踏まえて1月15日(日)には性能向上リノベのススメというタイトルで勉強会も開催させて頂きました。


当日は昨年に続き大澤税理士事務所の大澤先生に税制面から見た
中古リノベのメリットと注意点を詳しく説明頂き、


桔梗司法書士事務所の桔梗先生からは
争続にならないためのポイントについて事例を交えて解説して頂きました。


セミナー後の個別相談会にも沢山の方が残って、
熱心に先生の話に耳を傾けていらっしゃいました。



日本の法律では建物の耐用年数が木造の場合22年、軽量鉄骨造の場合27年、
鉄骨造の場合34年、鉄筋コンクリート造の場合47年と定められていますが、
なぜ欧米に比べて日本の建築寿命がこんなに短いのでしょうか?
※レインズ(不動産流通標準情報システムサイト)での販売価格

主な原因としては➀新築・土地神話の浸透➁質より量の住宅供給➂資産価値の激減が
上げられますが本当にそうなのでしょうか?
日本の建物も適正に手を加えることで欧米と同じように長生きさせることが出来ると
私は信じています。



しかも日本の空家空き家数は2033年に1,955万戸、空家率27.5%と4戸に1戸は空き家になると言われています。
日本の空家問題はもう待った無しの状態なのです。

ではなぜ新築ではなくリノベーションなのか?
➀今ある建物を有効活用することで、資産を賢く残すことが出来る。
➁適正な工事を行うことで、建築寿命を伸ばし、長く住み続けることが出来る。
➂空家を減らすことによって、安心・安全に暮らせる街になる。
➃資源の有効活用により環境への負荷軽減にもつながる



当然メリットとデメリットがありますので、
その辺りは十分に検討する必要はありますが、
未来と次世代を見据えた賢い選択肢であると言うことができると思います。

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