『ペットの終活。』

皆さんこんばんは
DIY界の松岡修造こと社長の藤野です。

3月28日から始まった円安による影響について連日ニュースで取り上げられていますね。
景気回復の進む欧米と比べてコロナ対策に慎重な日本の経済回復は遅れを取っていて、
金利上昇の波に乗れず円の価値が下がり続けている事も大きな要因という事だそうです。
いずれにしても一刻も早く経済を復活させていく必要があるのは間違いないようです。

話は変わりますが、今週金曜日、実家の愛猫ジジが16歳と8カ月の命を全うしました。

アレルギー疾患が酷くペットショップで処分される直前だった彼が藤野家に引き取られてきたのは
父親の葬儀が終わって少し経ってから。
喘息の持病で長い間闘ってきた父の姿と被って、他人とは思えなかったのだそうです。

藤野家に引き取られてからのジジは大自然の中でアレルギーもすっかり良くなり、
先代のモモとも4代目サクラとも仲良くケンカしながら、
母親のそばにいつも寄り添って、家族を癒し続けてくれました。


そんな彼が一度だけ姿を消したことがあります。

私が実家に戻ってきてから1年後の2012年1月22日、
数日前から急にご飯を食べなくなり嘔吐を繰り返すようになったので
病院に連れて行ったのですが、その夜から姿が見えなくなり、
母親と二人で懸命に探したのですが1週間たっても見つからぬまま。

前日の症状から急性腎不全の可能性があること、
またご飯を食べなくなって1週間が経つことから、
もう駄目だろうと諦めてベッドとエサ入れを処分した翌日に、
何度も何度も探した物置に何事もなかったように座っているジジを母親が見つけました。

先代のベルは、父親の葬儀のあと裏山に入ったきり二度と姿を現しませんでした。
気品高く人に迷惑を掛けることの無かったジジも同じように私たちの前から姿を消したのかもしれない、
彼以上の子はもう見つからないから猫を飼うのはこれで辞めにしようと話をした直後の出来事でした。

後で調べて分かったことですが、猫には自分で仮死状態を作り出して、
体の中の毒素を抜くという特殊な能力があるのだそうです。
いずれにしてもその日以来、藤野家では彼のことを『神の子ジジ』と呼ぶようになりました。

近年、飼い主の予防意識が高まったことや、飼育環境の向上などにより、
人間と同様にペットも「長寿化」が進んでいます。
一般社団法人ペットフード協会の調べによると、2020年時点での犬の平均寿命は14.48歳、
猫の平均寿命は15.45歳となっていて、ここ30年で2倍以上も延びたのだそうです。

ペットは大切な家族の一員ですから、長く生きてくれるのは飼い主にとって嬉しいことですが、
飼い主とペットが同時に高齢化することによって、「ペットのお世話を最期までできるだろうか」という
不安を抱える飼い主の方も増えてきているそうです。

「ペットの終活」
今のうちに正しい知識を身に付けておくことが大切ですね。

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